冷えは声の大敵

夜、外を歩き回っていたら、次の日声が出なくなった・・・

こんな経験はないでしょうか?

これは、声帯が冷えのせいで動かなくなってしまったからです。

ひどい方になると声帯がの色が真っ白になっていて循環が悪くなってしまっている状態になっている方も多いです。

こういった場合は声帯周りの循環を良くする事と、温かいお茶を飲んだりする事が大変重要になってきます。

皆さんも注意が必要ですね。

また、よく声帯が冷える方のお身体を拝見させて頂くと

肩や首の筋肉が硬くなってしまっている人が多いです。

特に首の筋肉である胸鎖乳突筋斜角筋に問題が多いです。

肩の筋肉では、僧帽筋が多いです。

上の図にある様に、声帯の近くにある筋肉です。

ですのでこの筋肉に問題があると、声帯が冷えやすくて、声が出にくくなるといった状態になります。

日頃から 斜角筋や胸鎖乳突筋や僧帽筋のメンテナンスが重要になってきますよ。

また、身体のバランスが崩れると声にも影響がある事もあります。

それは喉頭が曲がってしまう状態である喉頭斜位という状態です。

喉頭が左右のいずれかにずれてしまっているために、真ん中にあるはずの声帯がずれてしまい、発生の時に隙間ができて息が漏れてしまう状態です。

このずれてしまう原因として一番多いとされているのが、胸鎖乳突筋の左右のテンションに違いができた時です。

この際は左右の胸鎖乳突筋のバランスを調整する必要が出てきます。

日頃から正しい姿勢やバランスが重要になってきます。

冷えは声帯に影響を与える事をお忘れなく。